格安のスペイン語留学先としてグアテマラ アンティグアを考えている方は、目的地へ安全に到着できるか、気になるところかと思います。ここでは、私が実際にアンティグアへ至るまでに辿ったルートと注意点について記述します。
結論
日本からグアテマラへ空路で向かう場合、アメリカもしくはメキシコのどちらかの国を経由することになります。
ラ・アウロラ国際空港(グアテマラシティ)からアンティグアの街までは陸路で向かうことになりますが、空港周辺の治安は良くありません。日中のできるだけ外が明るい内に陸路移動できるように、飛行機の到着時間を選びましょう。
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ラ・アウロラ国際空港からアンティグアへの移動
ラ・アウロラ国際空港(グアテマラシティ)からアンティグアへの陸路移動の際は、シャトルバスを利用することをお勧めします。空港の到着ゲート内にアンティグア行きシャトルバスの受付がありますので、そこを利用してください。料金は$15を現金で支払う必要があります(2023年2月時点)。事前にドル紙幣を準備しておきましょう。また、夜間はシャトルバスが走っていないため、日中のなるべく早い時間帯にラ・アウロラ国際空港へ到着する飛行機を選びましょう。
一応、空港の外に出ればローカルバスも走っています。しかし、空港は首都グアテマラシティに位置していて、周辺の治安は良くありません。更に加えて、私たちアジア人の外見は街中で目立ってしまうため、増して危険になります。安全性を考えれば、空港の外へ出なければならないローカルバス利用は避けた方が賢明です。下記の関連記事でもグアテマラの治安について記述していますのでご参考にしてください。
経由する国際空港
日本からグアテマラ アンティグアへ空路で向かうにあたり、主要なルートは2つで、ロサンゼルス(アメリカ)経由かメキシコシティ(メキシコ)経由です。ロサンゼルス経由であればユナイテッド航空、メキシコシティ経由ならアエロメヒコ航空を利用することになるかと思います。どちらのルートを選んでも、グアテマラへの入国はラ・アウロラ国際空港からとなります。
メキシコシティ国際空港を経由する利点
私はアエロメヒコ航空を利用し、メキシコシティ国際空港を経由しました。その理由は3つあります。
1つ目の理由は、アメリカへの入国手続きが面倒かつ有料だったからです。アメリカに入国するためには、入国1週間ほど前に電子渡航認証システム(ESTA:Electronic System for Travel Authorization)を申請する必要があり、申請時には$21を支払うことになります。たとえ経由(トランジット)だけであっても該当します。これを避けるために、アメリカではなくメキシコを経由国として選びました。
2つ目の理由は、帰りの航空券(出国の航空券)を求められないで済むからです(2023年2月時点)。ユナイテッド航空を含めた多くの航空会社では、搭乗手続きをする際に、ビザなし入国者に対して帰りの航空券の提示を求めます。しかし、アエロメヒコ航空はそれがありません。グアテマラ入国時にはまだ出国する日程を決めていなかったため、アエロメヒコ航空(メキシコシティ国際空港経由)を選択しました。入国後に落ち着いて帰りの便を選択したい方は、アエロメヒコ航空を利用されることをお勧めします。なお、日本のパスポートを所有している人はビザなしで90日間グアテマラに滞在できます。
3つ目の理由は、ラ・アウロラ国際空港へ到着する時間を調節しやすいからです。メキシコシティ国際空港は、ターミナル1とターミナル2に分かれているのですが、そのどちらのターミナルにもIzZzleepというカプセルホテルがあります。私の場合、夜間にメキシコシティ国際空港に到着したのですが、IzZzleepで夜を明かしてから翌朝に再出発することで、ラ・アウロラ国際空港への到着を日中に調整しました。
ちなみに、ここでも注意が必要なのですが、メキシコシティ国際空港周辺もラ・アウロラ国際空港周辺に負けず劣らず治安が悪いです。空港外のホテルでの宿泊はお勧めしません。というより、空港の外に出ること自体お勧めしません。
最後に
以上が、グアテマラ アンティグアを訪れるための情報です。あくまで留学を目的にグアテマラへ渡航するのであれば、基本的には寄り道せず安全を最優先にしましょう。
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