【グアテマラ】アンティグアの洗濯事情【中南米途上国】

 格安のスペイン語留学を考えている方は、中央アメリカ(中米)のグアテマラ アンティグアを候補としているのではないでしょうか。ここでは、私自身の経験を基に、アンティグア滞在に向けて気になるであろうことの1つ、洗濯について記述します。

結論

 アンティグアでは一般家庭に洗濯機が普及していません。滞在手段としてホームステイを選ぶ方が多いかと思いますが、ホームステイ先では基本的に手洗い洗濯することになります。街中の洗濯屋(≠コインランドリー)を利用することもできますが、結構割高です。

 

本文

手洗い洗濯

 アンティグアは、一般家庭に洗濯機が普及していないため手洗いが基本です。グアテマラの家庭では「Pila(ピラ)」と呼ばれる洗濯台が設置されていて、ここで洗うことになります。
  ①浅い台を使って、洗剤と共に手洗い
  ②深い台を使って、水ですすぐ
という流れです。

Pila 1

Pila 2

 

洗剤

 洗剤は「La Bodegona(ラ・ボデゴーナ)」というスーパーで購入できます。ここはアンティグア唯一のスーパーで、街の西部に位置します。もちろん店内の品物は全てスペイン語で書かれていますので、下記の単語を事前に覚えておきましょう。

 洗剤detergente(デテルヘンテ)
 柔軟剤suavizante(スアビサンテ)
 衣類ropa(ローパ)

La Bodegonaの外観

La Bodegonaの内観

 

衣類

 手洗い洗濯の負荷を軽減するため、とにかく薄くて乾きやすい衣服を選んで持っていきましょう。ただでさえしんどい手洗い洗濯がますますしんどくなってしまうため、分厚い衣類なんて以ての外です。私の場合は、
  ユニクロエアリズムの半袖インナー
  ユニクロエアリズムの長袖Tシャツ
  ユニクロ感動パンツ
  パンツ(インナー)・くつした(薄手)
で毎日を過ごしていました(季節は2~5月)。
 加えて、タオルも薄い方が良いでしょう。私はバスタオルではなく、
  モンベルのマイクロタオル(フェイス)
のみを使っていました。小さく畳めて吸水性抜群の速乾タオルなので、旅の友としてかなりお勧めなアイテムです。なお、3ヶ月も使うとかなりボロボロになってしまいます。長期滞在なら複数枚持っていた方が良いかもしれません。

 

洗濯屋

 アンティグアの街中には観光客向けの洗濯屋が何件かあります。毎日手洗い洗濯するのが耐えられない方は、洗濯屋を利用するという手もあります(私も手洗いに耐えられなくなり、滞在途中から洗濯屋を頼るようになりました)。
 ちなみに、コインランドリーではありません。店員に衣類を預け、洗濯が終わる頃に受け取りに行くシステムです。乾燥して畳んだ状態で返してくれるので非常に助かります。私が利用していた店では、8:30頃に預けて、15:00頃に終わる感じでした。基本的に日曜日は店が開いていないのでご利用は計画的に。
 また、私が利用していた店の価格は、1kgあたり約250円*で、洗濯・乾燥までやってくれていました。日本のコインランドリーと比べると2倍くらいの価格でしょうか。コインランドリーと違い、人が作業しているからでしょうね。費用を抑えて留学したい方にとってこの出費はなかなかの痛手になるかと思います。

*:現地価格は1Libraあたり6Q(ケツァル)
  1Libra ≒ 0.454kg  1Q ≒ 19.11円(2023年10月時点)
  
を基に計算すると
  
1kg ≒ 250円

 

最後に

 多くの方はアンティグア滞在中に手洗い洗濯することになると思います。洗濯屋を利用するという手もありますが、周囲の留学生は私以外みんな手洗いしていました。そもそも留学費用を抑えたいという意思を背景に、グアテマラ アンティグアをスペイン語留学先として選択するのが一般的ですしね。手洗い洗濯に備えて、衣類はとにかく薄く乾きやすいものを選択することをお勧めします。

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